JR東日本・東海・西日本の一部の窓口および、JRバス関東・西日本JRバスの一部の窓口で発売されていた「ドリーム&ひかり」の企画乗車券です。
◯企 ドリーム&ひかり(ゆき)(バス乗車券) 東京駅八重洲南口→大阪駅JR高速バスターミナル ・「かえり券」をお持ちの場合のみ有効。 ・事前にバス指定券の発行をお受け下さい。 ・ドリーム、レディースドリーム号のみ利用可。中央ドリーム号は利用不可。 ・未使用に限り発売箇所で払戻可。 ・途中下車、乗車変更はできません。 26.-3.-2 渋谷駅@2 -3月14日から -3月19日有効 C制
C制 バス指定券 東京駅八重洲口南口 → 大阪駅 (着:日本橋口) JR高速BT 3月14日(23:30発) ドリーム 339号 1号車 3番C席 ¥*** 26.-3.-2 渋谷駅@2
◯企 ドリーム&ひかり(ゆき)(乗車券・新幹線自由席特急券) 大阪市内→東京都区内 (新幹線経由) ・「ひかり・こだま」の普通席自由席に限り有効です。 ・「のぞみ」にはご乗車できません。 ・未使用に限り、払戻しは発売箇所で取り扱います。 ・途中下車、乗車変更はできません。 26.-3.-2 渋谷駅@2 -3月14日から -3月19日有効 ¥19820 特払 C制
2014年3月末まで発売されていた、企画乗車券「ドリーム&ひかり」です。
この企画乗車券は、東京〜名古屋、京都、大阪間で設定されており、出発地周辺のみどりの窓口、または一部のJRバス窓口(東京口では、新宿のみ)で取り扱われていました。この券は、JRみどりの窓口で発券されたものです。
この乗車券は、ゆきはドリーム号(青春ドリーム号、プレミアムドリーム号、中央ドリーム号は不可)、かえりは新幹線自由席(ひかり・こだまのみ)が利用でき東京〜大阪間が2万円以内で往復できることもあり、筆者は度々使用していました。
券面を見ると様々な事に気づきます。
1枚目
「「かえり券」をお持ちの場合のみ有効。」と記載されており、周遊きっぷに通づるところがあります。
「ドリーム、レディースドリーム号のみ利用可。中央ドリーム号は利用不可。」と書かれていますが、青春ドリーム号やプレミアムドリーム号、中央ドリーム号は利用できず、ドリーム号のみが利用可能でした。ドリーム号は季節・曜日により料金設定がされていますが本企画乗車券は定額のため、繁忙期にはお得感がありました。
「事前にバス指定券の発行をお受け下さい。」とありますので、バスの残席がない場合発券できなかったと思われます。またインターネットサイトで座席を予約してドリーム&ひかりに振り替えることも可能だったようです(当時の西日本JRバスサイト上に記載あり、ただし発券はJRバスのみと思われます)
2枚目
バス指定券とありますが、バス指定券は、他に十和田湖周辺の「みずうみ号」「おいらせ号」にて発券されていたと記憶しています。JR高速バスでは珍しかったのではないでしょうか(JR高速バスの場合「バス乗車券」と表記されます)。
指定のみのため、金額は表記されていません。
座席の3Cですが、当時の(東京〜大阪間の)ドリーム号では3列目がJRのマルスに登録されており、インターネットサイト側では取扱不可となっていました。
3枚目
新幹線自由席のうち「のぞみ」には乗車できず、「ひかり」「こだま」に限られています。
ゆきが3月14日にもかかわらず、「かえり券」の有効期限も3月14日からとなっています。
この「ドリーム&ひかり」はJRバスの窓口でも発券されていました。( 企画乗車券「ドリーム&ひかり」(JR発券分) (2014/3) )
残念ながら2014年4月の消費税改定と同時に廃止されてしました。
制限も多く使い勝手がよかったとも言えない企画乗車券ですが、個人的には愛用していたので残念です。